こんにちは。
家族で遊びに行ったり、お買い物をするときに株主優待を活用することで、無料や割引価格でサービスや物を手に入れることができます。
「優待価格で楽しめるからちょっと遠いけど旅行してみよっか!」といった具合に家族で遊びに行くきっかけにもなります。
じゃあ、株主優待はどうやって入手するのでしょうか?
いくつか紹介しますが、私のおすすめは実際に株を保有して、株主優待を受け取る方法です。
というより、小さくてもいいので投資を経験できることが最大のメリットです。
株主優待は投資のおまけくらいのイメージです。
「株」と聞くとハードルが高いと感じる方もいるかと思います。
私も始めるまではただのギャンブルかと思っていました。初めは株主優待目当てでやってみましたが、投資を経験して得たものは株主優待以上のもので、今では将来の資産形成のために存分に活用しています。
株は価値が変動しますが買った株を売却すれば、その時の価値分の金額が戻ってきますので、株を買ったからと言って買った分の金額を失うわけではありません。
投資はやってみると誰でもできるなってのがわかると思います。
是非参考にして頂ければと思います。
王道 個別株を保有して株主優待を受け取る 1番おすすめ
冒頭でも話した通り、最もスタンダードで私が1番おすすめする入手方法です。
個別の会社の株を保有する方法で、例えば「トヨタの株を100株保有する」とかです。
メリットは・・・
銘柄によって決まった期日(多いのは3月末や9月末)に決まった株数(多いのは100株以上)保有していることで、2~3か月後くらいに株主優待が郵送で届き、配当金が株取引用の証券口座に振り込まれます。
株は日々値動きをしているので、場合によっては購入した時よりも価値が上がり、これを売却することで差額を利益として受け取ることもできます。
証券会社を通じて株を売買できる上場企業のうち、約1,500社が株主優待を取り扱っています。カタログギフトや自社商品の無料券クーポン、クオカードなど内容は多岐に渡ります。
家族で欲しい優待を選ぶのが楽しいです!
そして何より、「投資を経験できる」といったことが一番のメリットになるかと思っています。
老後2,000万円不足するという問題が話題になっている現代、将来の自分や家族と豊かな生活を送るための資産形成に向けて「投資という手段」を使って資産を増やすことは非常に重要になります。
実際に小さくでも経験してみることで投資へのハードルを下げることができると思います。
デメリットは・・・
株主優待を受け取るのに必要な条件として多いのが100株以上保有することです。企業によって株価はまちまちですが、安い株だと1株100円程度から高い株は1株1万円を超えるものもあります。100株保有するとなると、安くても1銘柄1万円程度必要となります。さらに選定できる銘柄の幅を広げるには10万円程あるといいと思います。
さらにメリットの裏返しですが、保有している株の価値が下がることがあります。1株100円の株が50円に下がると株の価値は半分になってしまいます。
また、保有する銘柄の業績が悪くなれば、株主優待や配当金がもらえなくなることもあります。
以上を考慮して、購入する際は余剰資金で行い、慎重に銘柄を選ぶ必要があります。
金券ショップで購入
金券ショップには様々な優待やギフトカードなどが販売されています。
メリットは・・・
金券ショップの最大のメリットは優待券のみ購入できることかと思います。金券ショップを有効に使うことで、各種チケットをお得な値段で入手き、節約につなげることもできます。
デメリットは・・・
最も大きなデメリットは欲しい優待券の在庫がなく、販売しておらず入手できない可能性があることです。
使用する予定があれば早めに調査して確実に入手できるようにしておく必要があります。
また、株主優待には使用期限が設けられているものがあります。
他の物よりも安いと思って購入してみたら使用期限が迫っていた。早く購入しすぎて使用する頃には期限が切れていた、なんてことがないように計画的に購入する必要があります。
ネットオークション、フリマサイトで購入
メルカリ、ヤフオク、ラクマといったネットオークション、フリマサイトでも株主優待は売買されていて、これを活用することも可能です。
メリットは・・・
金券ショップとの大きな違いは個人と個人のやり取りになります。売り手が自由に値段を決めることができるため、金券ショップよりも安価に購入することができることがあります。
また、出品者によってはメインの優待券に何かおまけがついているといったこともネットオークションならではのメリットになります。
デメリットは・・・
株主優待だけに限ったことではありませんが、出品者の信用性を確認した上で購入しないと予期せぬトラブルにつながる可能性があります。
ものによっては株主本人しか利用できないものもあります。知らずに購入してしまい、結局使えない、なんてこともあります。
また、ネットオークションの規約で売買禁止の株主優待が出品されていることがあります。
これを知らずに購入してしまうと、購入者も何らかの罰則を受ける可能性があります。
ネットオークション、フリマサイトや株主優待の規約をきちんと確認した上で、売買可能な範囲で購入しましょう。
株主優待は投資のおまけ
以上、3つの方法をご紹介しました。冒頭で話した通り、1番のおすすめは 実際に株を保有して、株主優待を受け取る方法 です。
株主優待自体にも魅力はたくさんあると思いますが、株主優待はあくまでも投資のおまけくらいで私は考えています。
でも「株主優待を入手することがきっかけで投資の経験を得る」ことができるのが最大の魅力かと思います。
投資にはリスクはありますが、インフレでお金の価値は年々下がっていくため、実は銀行などへの貯金も大きなリスクを背負っています。
NISAや投資信託などを活用した10年20年といった長期の投資により、銀行預金よりもはるかに大きな平均利回りで、効率よくお金を増やすことができます。
株主優待を得るついでに、小さく投資を始めてみるきっかけになれば幸いです。
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