こんにちは。
家族持ち転勤族30代のしーしゃパパです。2021年からセミリタイアを目指すようになり、実現に向けて今も動いています。
30代といえば、結婚していてお子さんがいる方も多いと思います。社会人経験も十数年となり、仕事もプライベートについても将来のことを考えだす時期ではないでしょうか。
自分、家族の理想の将来像は考えたことがあるけど、このままじゃ理想通りになれないし、目指すにしても家庭もあるから無茶できないなあって諦めかけている人もいるのではないでしょうか?
生き方や人生の目標は人それぞれですが、増やした資産や不労所得に加えて少しの仕事をすることで生活費を賄い、趣味などやりたいことに使える多くの自由時間を手に入れるといったセミリタイアという手法があります。
経済的自由度の高い状態で、早期退職の一種ですね。
セミリタイアに興味がある、これからセミリタイアを目指してみたいと思っている方も多くいるかと思いますが、何をどうすればいいかわからない方も多いかと思います。
特に家族持ちの人は、数年での短期間での大儲け、大損を伴う賭けのようなリスクは取りづらいと思います。
そこで15~20年程度を見据えた長期の取組みが前提とはなりますが、リスクを極力減らしたセミリタイアの目指し方を推奨します。
何もせず、なりゆきで将来を迎えるか理想の姿にすこしでも近づくために行動するかで未来は大きく変わります。
まだ道半ばですが、セミリタイア実現に向けて取り組んでいる私が感じた、セミリタイアを目指す人が考えておいた方がいいことを解説していきます。
セミリタイアに興味がある、これからセミリタイアを目指してみたいと思っている30代家族持ちの方のご参考になればと思います。
セミリタイア達成に向けての方向性
経済的自由度をあげ、働く時間を減らし自由な時間を得るために目指す方向性は単純です。
・資産を増やすこと
・不労所得を増やすこと
この2つです。
考えておくこと
内容は以下です。
それぞれ解説していきます。
セミリタイアを目指す理由 「原動力」
セミリタイア実現に向けて行動する長い期間の中で、なかなかうまく進まずつらい時期がくると思います。そんなときに「なんでこんなことやってるんだっけ?」と目的目標を見失わないようにすることと、なかなか成果が上がらない中でも行動モチベーションを維持するため、自分がセミリタイアを目指す理由は明確に持っておいた方がいいです。
例えば
「まだ体が動く50代に奥さんと旅行に行きまくりたい、他にも・・・」
「早く退職して田舎で自給自足をやりながらのんびりくらしたい、そして・・・」
「何もせずこのままだと激務によるストレスを抱えながらあと30年働かないといけない」
「何もせずこのままだと老後も生活費のために70歳を超えても働きつづけないといけない」
「~をやりたい」といった理由もありますが、「このままだと将来~だから回避したい」といったことも十分な理由になります。
「セミリタイアがいいらしいからやってみたい」と何となくぼんやり思っている段階の人は、何か自分の納得のいく理由を1つでも見つけておくことで、目標達成への行動継続モチベーションになると思います。
セミリタイア達成基準を決めておく 「ゴール設定」
仮に資産5000万円で不労所得が年間300万円あり、これに加え少しの労働で100万円稼いで年間所得合計は400万円。年400万円以下の費用で生活すれば資産は減らずセミリタイア達成です!
セミリタイア後の収入が足りないなら補える分だけさらに労働を増やしたり、遊ぶお金の分だけ多めに働いたり貯めた資産を切り崩すとか選択することもできます。反対に支出を減らせば労働の時間を減らすこともできます。
つまり、資産はいくら、不労所得はいくらあればセミリタイアできるといった決まった基準はありません。
目指す人それぞれのスタート時の資産状況や家族構成、年収、支出が違い、セミリタイア後の労働予定や生活支出によってもセミリタイアに必要な条件が変わります。
なので、自分の境遇に合わせ自由に基準を決まればいいです。
そして、資産額などを人と比べることに意味はありません。スタートもゴールもみな違うので。
といってもどのような目標を立てたらいいかわからない方もいるかと思うので簡単なイメージでいうと 収入(不労所得+労働収入)>支出 を維持できる状態を作れば資産は減りません。
ということで、まずセミリタイア後の支出がいくら必要か(いくらで生活するか)?を見積もれば、これ以上の収入を得る状態を作ることが目標の目安の一つになるかと思います。
そして資産は不労所得を生むためであったり、切り崩して使用できるストックとなります。この資産もいくら分必要か見積っておく必要があります。
ここで、この目標は漠然としたものでなくはっきりと数字を掲げることが重要です。数字で掲げておくことで、目標達成に対して自分がどこまで進んでいるのか明確に把握することができ、場合によっては方向性や計画の修正などに活かすことができるからです。
もう一つ重要なのが達成する期限です。これも、〇〇年、〇〇歳の時という風に明確な数字で決めておきましょう。
30代だと早期リタイアするなら60くらいまで約30年以内に目指すのが時間的な目安の一つですね。
実現までの時間によって、取るべき行動が変わることと、期限を決めないといつまでたっても達成が遠のいてしまいます。
・セミリタイア後の支出は?
・セミリタイア後の収入は?
・セミリタイア時の必要資産は?
・セミリタイアはいつまでに実現する?
今の時点で思いつくもので構いませんので、一度考えてみてください。
ライフプランシミュレーションのリンクを貼っておきますので、試しに一度やってみてもいいかもしれません。老後の支出額なども参考になるかと思います。
外部リンク ライフプランシミュレーション(知るぽると 金融広報中央委員会)
ゴールの考え方について、以下記事でまとめています。
現状を把握しておく 「スタート地点」
ルが何となく見えたところで、今の状況をスタート地点とするとゴールまでどれくらい離れているでしょうか?というか、今自分がいる地点がどこらへんかわかっているでしょうか?
今どうなっているかがわからないとゴールまでの道のりや時間、取るべきリスクや行動が変わってしまいます。
まず、1か月単位でもいいので、自分の資産と収入・支出からどれくらいの余剰資金を確保できているのか把握するところからです。
そのためには家計簿をつける必要がありますが、いきなり大変そうですよね。
今はほぼ自動で家計簿をつけることができるマネーフォワードMEという便利なアプリがあります。しかも無料です。そして資産の推移も自動で記録することができます。
クレジットカードやネットバンクなどキャッシュレス化に向けた準備は必要ですが、このアプリと連携させておくことで、カードでの支払いや銀行の入出金・振替など自動で記録してくれます。
現金払いや連携できいない支払い方法を除いて、家計簿のためにレシートを取っておく必要がなくなります。
家計管理方法については、別記事におすすめの方法を書いていますのでこちらも是非参照ください。
セミリタイアのスタートに関する詳細は以下記事をご参照ください。
セミリタイア実現に向けての手段 「ゴールへの行き方」
実現に向けた方法アイデアとやるべきことやその量、またいつまでにゴールにたどり着きたいかが見えるようになることで、計画を立てやすくなります。これは時間がかかるから早めに始めないとだめだな、とかこれとこれは平行してやっていけるな、とかです。
セミリタイアの達成基準(ゴール)は皆違えど、セミリタイア実現に向けて目指す方向性としては皆ほぼ同じと思います。それが先に書いたこの二つですね。
・資産を増やす
・不労所得を増やす
自分のセミリタイアのゴールに向けてやるべきことは何でしょうか?こんな感じでしょうか?
①支出を減らし、収入を増やすことで余剰資金を増やす。
②増やした余剰資金を貯蓄したり、不労所得を生む資産に変える(お金がお金を生む)
③資産から発生する不労所得を得ることでさらに余剰資金が増え資産も増える
④資産自体の価値も上がり、資産が増える。
⑤目標達成
赤マーカー部分が行動していくべきところになりますが、具体的にどんなことが挙げられるでしょうか?
内容に大小はあれど、リストアップしてみてください。
例えば、「支出を減らす」なら節約、「収入を増やす」なら出世、副業、転職などが挙げられると思います。
実際に行うかどうかは別にして「こんな方法もあるなあ」というのはアイデア、選択肢として持っておくといいかもしれません。
スタートとゴール、それから達成までの時間によって、行動の種類や、そのやり方が変わってくると思います。
自分のセミリタイア実現に向けた作戦を練りましょう。
実行しながら計画を固めていってもOK
スタート地点とゴールを知り、ゴールに向けての行き方を決め、行動していくことが望ましいと思いますが、そんなこといってもやったこともないからどんな方法があるのか、それくらいかかるのかもわからないといったことがあると思います。
そりゃそうだと思いますし、私もそうでした。
今もすべて計画通り行っているわけではありません。やってみて初めて分かるものや、そもそも知らないやり方だってあったりします。
まずはこんな流れでもいいと思います。
①家計簿をつけてスタート地点を把握。 今の支出・収入・資産
②仮でもいいのでゴールを設定。セミリタイア後の支出・収入 セミリタイア時の資産
③ゴールに向けてどんな方法があるか考える(調べてみる)。
④③で挙げられたもので、始めれるものは始めてみる
※①は最低でも1か月ほどはかかるので、②、③、④も同時並行で進めてみる。
初めからガチガチの計画を作ろうとすると、いつまでたっても始めることができなくなってしまい、貴重な時間を無駄にしてしまいます。
しかも進めるにあたって大体想定外が起こり、当初立てた計画は変わります。
なのでやれることから始めてみて、徐々に計画を固めていけばいいと思います。
また、興味を持っていると自然と関係する情報が目に入ったり聞こえてきた入りするので、新たな方法を知り、必要であれば自分の計画に取り込んで、行動していきましょう!
PDCAで計画変更や軌道修正を
先にも書きましたが、30代家族持ちの方なら15-20年程度の長期的な計画となる方も多いと思います。おそらくこんな長期の計画を正確に作り、これどおりに行動し計画通り完璧に目標達成できる人は少ないかと思います。
そこで取り組み全体を定期的に振り返り、PDCAを回し続けていきましょう!
定期的に行い続けることで、ゴールに向けて進みやすくなります。
何よりも大事なのは行動すること
いくらたくさんの情報を持っており、頭の中でわかっていても行動に移さない限り何の結果も生まないし、何も変わることはありません。
小さくからでも効果が少なくても「まずはやってみる」を大事にしましょう。
「あんなことやこんなこともチャレンジしてみた」という行動を起こした実績が自分の自信につながると思いますし、さらなるチャレンジの原動力となると思います。
セミリタイアという手段を用いて、自分の理想の生き方を実現するために一緒に頑張りましょう。まずは小さくでも一歩踏み出してみてください。
以上です。ご視聴ありがとうございました!
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